統計検定準1級に合格するまでに実施したこと
2023年5月に統計検定準1級(CBT方式)に合格しました。
合格するまでに実施したことを備忘として残したいと思います。
ここまで長い道のりだった。 #統計検定準1級 pic.twitter.com/cCsndEBYNA
— shika (@nlwxp5) 2023年5月13日
受験する前の状態
- 統計検定2級を2019年に取得済み
- 統計検定準1級から試験範囲に含まれる多変量解析は大学時代に触れている
- 時系列解析、マルコフ連鎖、確率過程等は全く知識なし
勉強期間と方法
試験合格までに期間は約半年ほど掛かりました。勉強時間としては70~80時間程度かと思います。
勉強には以下の書籍を使用しました。
最初に公式問題集の過去問を1周してわからない部分は調べつつ、出題傾向やレベルを掴もうとしました。ですが、CBT試験とは傾向が違うので、過去問にあまり時間を掛けすぎないほうがいいと思います。
次に公式認定テキストであるワークブックの例題、章末問題を2周しました。
ワークブックの問題を完璧にするのが、合格への近道かと思います。
ワークブックの記述は難易度が高いので、多変量解析の内容は以下の本で復習しました。
平易に書かれているので、初学者の人でも理解しやすいと思います。
時系列解析は知識ゼロだったので、以下の書籍を読んで基本的なところを押さえました。
ベイズ法の範囲については、以下の書籍を読んで理解を深めました。良書です。
試験を受けた感想
- PBT形式の過去問よりもワークブックの例題および章末問題に近い問題が出題されている印象でした。
- 各章から満遍なく出題されていたので、山は張らないほうがよいと思います。PBT形式の過去問の出題傾向は参考になりません。
- 知っていればすぐに回答を選択できるものは少なく、計算量も多かったので、私は時間に余裕はありませんでした。
終わりに
せっかく試験に合格したので、今後の仕事に役立てていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これから受験される方の参考になれば幸いです。